普段口数少なめな同僚Bがドライブ中に突然『スピード落とせ、ブレーキ踏め!!』周囲「えっ!?なに!?」B『いいから!間に合わなくなるから!』→まさかの事態に全員驚愕…

普段口数少なめな同僚Bがドライブ中に突然『スピード落とせ、ブレーキ踏め!!』周囲「えっ!?なに!?」B『いいから!間に合わなくなるから!』→まさかの事態に全員驚愕…

私が新卒で入った会社での話。

職場内サークル仲間で

ハイキングに行こうぜ!

という話になり4人車出してくれて

乗り合わせていった

(ガソリン代はサークル経費持ち)

うち1台の内訳 私助手席、Aさん運転、

BさんCさんDさん後部座席

車内はなごやかで話も弾み、

Bさんは口数少なめだったけど

特に気にしてなかった、その時までは…

しばらくすると急にBさんが

スピード落とせ、ブレーキ踏めと言い出した

は?

と振り返る私、

なんで?

とびっくりするAさん

早くしろ間に合わなくなると

振り返ってかろうじて見えた

Bさんは顔面蒼白だった

いいからブレーキ!!

と叫ぶBさんの声と同時に急ブレーキ

反射的に前を見ると子供の首が見えた

正確には首から上が

ポカーンとしている子供の顔

道路のそばの家から女性が

(たぶんその子の母親)走り出してきて、

子供を抱き上げ

また駆け戻ると車に向かって頭を下げた

その時初めて、子供が飛び出して

あやうく轢くとこだったと気づいた

その後Bさんは疲れたから寝ると言って

目的地まで寝てた

私も同乗者たちもあまりの出来事に

あ然として、ハイキングも上の空

だがこれだけで終わらない。

帰りはAさんともBさんとも違う車に乗って

子供飛び出しの話はしなかったが

他の車内では噂が飛び交ったらしい

子供の母親と手を組んで俺たちをだます

つもりだと主張

上司の前でインチキを暴いてやると息巻いていた

そして上司とAさんでBさんを問い詰めていた時、

Bさんは突然地震が来ると言い出して

はあ?

となっているうちに本当に地震が来て、

けっこう揺れたそうだ

↑これは上司から聞いた

上司は自分の目で見てもまだ信じられないと

つぶやいてた

Aさんはなぜかさらに怒り狂っていた

ここまでが二の巻

Aさんはその後もしつこくBさんにインチキ、

うそつき、俺は信じない等言い続けていたが

Bさんはあまり相手にしてないようだった

それが気に障ったのかAさん余計ヒートアップ

その日も職場で顔を合わせるやAさんが

喚きはじめ、Bさんとうとうキレたらしく一言

「じゃあ、この次は教えてやらない」

Aさん顔赤くなったり青くなったりを

しばらく繰り返してから

教えてもらわないと困るみたいなこと

言ってたがBさん無視

Aさんさらに懇願、Bさん無視のループ

会話聞こえた人全員クスクス

私はというと、この次は教えてやらないと

言った時のBさんがあの飛び出しの時と同じく

真っ白な顔で全然クスクスできなかった

その後も遊園地行ったりBBQやったりしたが

Aさんは車出してくれなくなった

まあ他にも車持ってる人いたから困らなかったけど

それ以降、あまり連絡を取らなくなったんだが

つい先日、久しぶりに連絡が来て

どうも手術をすることになったらしい。

入院費まではよかったが

その後しばらくの生活費が

どうにもならないと少額だが

借金を申し込まれた。

入院が思いの外長期になって

しまったため、仕事も

切られてしまったようだった。

俺にとって恩もあった人物だったので

少額だったこともあって

「返すのは100年後でもいいから」

と言い添えて貸した。

友人はその後苦労に苦労を重ねた。

持病もちとなったことが災いし

再就職にも数年を要した。

その間にも俺のほうにも

お金に関して困ったことが数度あった。

その度

「あのとき貸したお金があったらば」

と考えたりもしたが

「100年後」と言った手前

こちらからは催促できずにいた。

あわよくば察してくれないものかと

考えていたと思う。

そのうち俺の中で友人は次第に

「貸した金を返さないやつ」

になっていった。

まあ、実際そうなんだけど。

書き忘れたが、

この友人は人あたりもよく

コミュニケーションの化け物

みたいな人物なのだが

自分から誰かに連絡をとると言うことを

滅多にしない人。

そうしなくても相手のほうから

歩み寄ってくるという

人のほうが多かったのだろう。

不思議な魅力と人望のある人物だから。

そんなだから、俺が連絡をしないと

1ヶ月でも2ヶ月でも

簡単に疎遠になってしまう。

結局、前記みたいな感情もあって

本当に次第に疎遠になってしまった。

何だよとも思いつつ

なぜか意地にもなってしまって

そのまま数年の時間が過ぎてしまった。

さて数年後。

本当にフとした思いつきで

彼に連絡をとることにした。

いつもの店にいつもの時間で

まるで昨日別れた友人のように

自然に約束をとりつけた。

本当に自然に

「よう!久しぶり!」

「お前どうしてたんだよ!」

と言う反応もなく、

「うん。どうした?

○○に○時でいい?OK」

こんな感じ。

勢いとしか言いようがない。

その席でついに言ってしまった。

「あのときのお金を返してくれないか。

どうしてもかつ緊急に必要なんだ(嘘)」

返ってきたのは

「ああ、わかった」

と二つ返事。

その翌日には色付きでお金は返ってきた。

さすがに色は受け取れぬと言うも

それは利息のようなものだと

結局受け取ってしまう。

謝られてしまったよ。

実は返す用意はコツコツと整えていた。

いつ返せと言われてもいいようにと

封筒に入れて、貧しい生活で困っても

使ってしまわないようにと管理して

でも本当は待たずに申し出るべきだった。

100年後という言葉に

甘えてしまったな、と。

確かに、受け取った袋は

少しヨレヨレだった。

俺はと言うと感情の整理がつかないでいた。

もとはと言えば手放すつもりで

人助けのつもりで差し出したお金。

それに後ろ髪ひかれるみたいに

まるで拗ねたように

何年も連絡を断っていたこと。

いや、特に俺が間違っていたとは思わない。

貸したものが返されないのは

ふつうに腹がたって

然るべきことだと思う。

彼の言った

「100年後と言う言葉に甘えた」

と言うのもそれは

ふつうに落ち度だろうと。

でも言うなればお互い様だと思った。

だから何も問わないことにした。

連絡を断っていたことの

理由も話さず

と言っても今日まで

追求されることもなかったけど。

友人との交流は

それから何事もなかったように

ふつうに再開され、

それからさらに数年後の今

お互いすっかりオジサンになってしまい

持病をもった友人も

既に早過ぎるリタイア生活となった。

でもいろんな人に友人は支えられていて

独身ながら幸せそうだ。

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