派手な生活を楽しむ独身男性が「結婚なんて負け組」と一言。それに対して二児の父である男性が返した言葉が心に響く。。。。

文化が発達し、娯楽も増え、多種多様な生き方が人々に根付いている昨今。

数十年前とは比較にならない位様々なアイデンティティーが存在し、一つの世界の中でそれらが共存し成り立つ現代は、何とも不思議な世界だなと感じる事があります。

しかし時にはそうした概念同士がぶつかり、仲違いや口論が生まれる事があるのも事実。

特にその概念に対しての思いが強ければ強いだけ、対極に存在する概念を否定したくなるのもまた、仕方がない事なのかもしれません。

大学時代からの友人関係が続く、二人の男性。

一人は卒業後に就職した企業にずっと勤め、結婚、出産を経て現在は二児の親。

お小遣い制を採用していて、月に自分で使えるお金もほんの僅かな額しかありません。

もう一人は、就職後数年で独立し、現在経営者。

独身でお金にも余裕があるため、高級車に乗ったり、クラブをはしごしたりと、随分と派手な生活をしていました。

そんな対極の生活をしている二人が、数年ぶりに再会し、飲みに行く事に。

そして飲み屋の中で質素な生活をしている男性を見た経営者の男性は、

「俺にはそんなつまらない生活はできない」

「結婚なんて負け組だ」

と、お小遣い制で少ない額をやりくりしながら子供と妻の為に生きる男性の生き方を、きっぱりと切り捨てるのでした。

生き方・考え方をはじめ、実生活や金銭的な感覚も、大きな隔たりがある二人。

派手な生活をしている男性は、確かに二児の親をしている男性がしている様な質素な生活はできないタイプの人間でした。

だからこそ、

「俺にはそんなつまらない生活はできない」

「結婚なんて負け組だ」

という言葉は、一見酷い言葉に見えても、それはその人に根付くアイデンティティーがあるだけで、多種多様な生き方の一つの形という事でしかありません。

そんな事を分かっていたのか、二児の親である男性は、

「確かに、お前にはこういう生活は似合わないよな」

と、つまらない・負け組といった言葉に対しても笑って受け入れていたのでした。

しかしその後、

二児の親である男性が、自分の生き方に対しての考えを、派手な生活をしている男性に話し始めます。

その言葉からは、真剣に自分の生き方に向き合いながら考え、辿り着いた自分のアイデンティティーに、誇りすら感じる事ができたのでした。

正直、結婚して、金銭的にも自由が無くなり、時間もなくなり、子供の為に奔走しては、家族の為に自分の全てを犠牲にしてきた。

これが辛くないかといえば、とても大変だし、辛いと思う事もたくさんある。

自分の為にできる事なんてもう多分一生何もないんじゃないかって思う位、自分の欲も全部捨ててるしな。

でも、不思議と、もうそんな自分の欲とか、どうでもよくなる。

何より家族が安心して過ごせたり、子供が笑って成長できたり、妻が幸せを感じてくれれば、それだけでいい。

昔は金持ちになって色んな遊びをしてって考えてたけど、嘘みたいにそんな気持ちが薄れていって、今はこの小さな小さな幸せが守れればいいって思ってるんだ

決して、楽な道ではない。自分の幸せの為だけ考えてたら、選ばない方がいいのかもしれない。

けれどもこの男性は、その先にある「家族」と一緒に感じる、小さな小さな幸せを噛み締めていきたいと感じたのでしょう。

自分が幸せかどうかは、わからない。

でも確かに言える事は、今は自分が幸せかどうかより、家族が幸せがどうかが何よりも大事。

そして少しでも長生きして、少しでもこの小さな幸せを家族一緒に感じていきたいなって。

その為だったら、多分どんなに辛い事や犠牲も受け入れられる。

だからぶっちゃけ結婚とか子供は最高だよなんて無責任に人には言えないわ。

大変だもん。

でも俺は、今の道を大切にしていきたいと思ってるよ。

こうして対極にいる二人の男性は、互いの生き方や考え方を伝え合うのでした。

多種多様な生き方が存在する現在社会。

もちろん自分の幸せの為に生きる事は素晴らしく、そうして輝かしい人生を歩む事ができるというのはとても良い事だと思います。

しかし同時に、いつか愛する人と結婚し、子供が生まれた時。

かつて自分の幸せを願っていたはずの人生だったのが、気づけば愛する家族の為の幸せの為に生きるという事もまた、とても素晴らしい事ではないでしょうか。

仮に自分が大変な思いをし、苦労をしたとしても、愛する家族の幸せで報われる。

そこで感じる幸福は、もしかしたら自由やお金では得る事のできない幸福なのかもしれません。

そうした幸せを噛み締めている、この二児の親の男性は、きっとこれからもたくさんの幸せを家族で共有し合うのでしょうね。

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